専修学校制度について

昭和51年に新しい学校制度として誕生した専修学校は、学校教育法にて制度が定められています。
専修学校には3つの課程、8つの分野があり、そのうち専門課程を置く学校を「専門学校」と呼びます。一定の要件を満たした専門課程を修了すると「専門士」「高度専門士」といった称号が文部科学省より付与され、また大学編入や大学院入学も可能となるなど、近年専門学校卒業者の社会的地位は向上しています。

専修学校の各課程

課程の名称

教育内容等

入学資格

専門課程

  • 修業年限1年以上、年間授業時間数800時間以上
  • 一定の要件を満たす学科の卒業者には「専門士」、「高度専門士」の称号を付与
  • 高等学校卒業者
  • 3年制高等専修学校卒業者

職業実践専門課程

  • 専門課程の中で、修業年限2年以上かつ企業等との連携など一定の要件を満たす学科を文部科学大臣が認定
 

高等課程

  • 修業年限1年以上、年間授業時間数800時間以上
    ※修業年限3年以上で2,800時間以上の教育を行う課程の卒業者は大学入学資格が得られます。
  • 中学校卒業者

一般課程

  • 修業年限1年以上 年間授業時間数800時間以上
  • 特になし

「専門士」と「高度専門士」

一定の要件を満たす専門課程・職業実践専門課程の卒業者には、文部科学大臣より以下の称号が与えられます。

専門士

修業年限2年以上、総授業時間数1,700時間以上で、試験等により成績評価を行い、その評価に基づいて課程修了の認定を行っている課程を卒業すると付与される称号です。専門士の称号取得者は、短期大学卒業者と同等以上の学力があると認められ、大学編入資格が与えられます。

高度専門士

修業年限4年以上、総授業時間数3,400時間以上で、試験等により成績評価を行い、その評価に基づいて課程修了の認定を行う等の条件を満たす課程を卒業すると付与される称号です。高度専門士の称号取得者は、大学卒業者と同等以上の学力があると認められ、大学院への入学資格が与えられます。

社会で役立つ特徴的な教育

現在、全国の専門学校数は2,822校あり、在籍者数は前年より827人減って58万8,223人となっています。平成29年度の高等学校新卒者の専門学校進学率は16.2%で、大学の次に多い進学先となっています。
専門学校はめざす職業につながる実践的な教育を行っており、各分野のスペシャリストを育成しています。
教育内容には、演習や実習を多く取り入れた授業や早期からの就職指導などがあり、社会に出てすぐに活躍する力を身につけます。
専門学校では、職業に就くための専門的な知識や技術に加え、社会人として必要な実践力や対応力を総合的に教育することで、社会のニーズに応える人材を毎年輩出しています。